そのほか

「ペットを飼うと結婚できなくなる」は本当か

こんにちは。ゆのです!

「ペット一人で飼ったら結婚できなくなりそう」と言われるんですが、実際のところどうなんでしょう。事実として私は独身なので、「ペットを飼ったら結婚できるよ!」とは言えないんですが。

そもそもなんで「ペットを飼うと結婚できない」といわれるのか、実際飼ってる身としてどう思うのかをお伝えできればと思います!今は結婚願望のない私ですが、実は婚活をしていた時期があります。そんな経験も踏まえて解説しますね。

結婚できない理由①単純に出会いが減る

例えば合コンやパーティの類での出会いってありますよね。私も20代の若いころは、しょっちゅう誘われた合コンに行っていました。彼氏がほしいと思っていくときもあれば、単純に飲むのが好きなので、その会自体を楽しむ目的でも行くんですよね。どんな目的であれ、「出会い」の量は動けば動くほど増えるのは当然のことです。合コンに月5回行く人と、まったくいかない人では「出会いの量」が全然変わってきますよね。

合コンだけじゃなく、「人と会う」「初対面の人と会う」回数は「出会いの量」に影響があります。

そこでいうと、わんこをお迎えしてから、合コンは一切合切お断りしています。

なぜかというと、概ね合コンが開催されるのは平日の夜。合コン行ってる間可愛い家族がおなかをすかせて待っている……。寂しくひとりぽっちで暗い部屋にいる……。そんな状態で行けますか?!合コン!(笑)

私はいけません……。

仲のいい人たちとサクっと飲んで帰ることはあっても、合コンはどんなに短く見積もっても2~3時間はかかりますよね。盛り上がったら「二次会いこう!」となることもあります。二次会も行くとなると……。

ということで、例は合コンを出しましたが、出会いがあるような会にことごとく行けなくなる(行きたくなくなる)のは事実としてありました。あ、でも、休日に行けるイベントとかなら行きやすいですね。出会いがあるような会に行きたくない、というわけじゃなく、そういうイベント(会)が平日の夜に行われることが多いので、行きにくくなる、というのが真実かなあと思います。

でも職場などでも出会いってあるとは思います。でもただ働いているだけでめちゃくちゃ仲良くなって、好きになって付き合って……ってなかなか難しいですよね。いわゆる飲み二ケーションだったり、残業とかでお互い残っていて会話が増えて仲良くなって……というのがスタンダードかなと思います。そこでいうと、私の場合は「わんこが待ってる」という理由で飲みにいくのも控えたり(行ってもサクっと一杯だけとかで帰っちゃう)、残業もできる限り減らしたりと「業務外」のことを会社の人とする時間が極端に減りました。

これもひとえに、早く帰ってごはんあげたい。散歩したい。なーくんとの時間に使いたい。という一心です。

というわけで、私の場合「出会い」は減りました! とはいえ本当に減るかどうかは、人それぞれだとは思います。

結婚できない理由②ただ好きなだけでは付き合えなくなった

出会いは減ったとはいえゼロになるわけじゃありません。お迎えする前からの知り合いだったり、友だちから紹介してもらったりで出会って仲良くなって……なんてことはまああるんですが、わんこをお迎えする前は普通にお互いに好き、という恋愛感情でお付き合いしていました。しかし、わんこをお迎えしてからは「自分からの好き」と「相手から自分への好き」だけではお付き合いが難しいな~と思うようになりました。

お互いに好きあってても、私の場合犬が苦手な人とはおそらくお付き合いが難しいです。人によっては犬が苦手でもお付き合いできるって人もいるんですかね? ただ、私の場合わんこ中心の生活なので、犬が苦手だとおそらく恋愛関係が成り立たないです。

例えばデートも、理想を言えば、なーくんも一緒にいけるところへ、なーくんも連れて行きたいんです。でも、カレシからしたら飼い犬でも何でもないので、たとえ犬好きでもそれを喜んでくれたり、許容してくれる人って結構レアですよね。

なので私も、普通にレストランへ食事に行ったり、ショッピングしたりと普通のデートをしていた時期もあったのですが、夜は(なーくんのごはんをあげたいので)早く帰りたいし、休日の昼間のデート中いい天気だと『ああ~お散歩日和なのに何やってるんだろう私は……(もう失礼)』と思ってしまうんです……。30越えて「門限(犬の世話)」がある女と付き合いたい男は……だいぶ希少だと思います。

というわけで、いい感じになった人がいたとしても、犬を優先しているとなかなか発展できないし、わんこ苦手な人はどんなに好きでもお付き合いが難しい。さらに結婚となると一緒に暮らすわけですから、なおさら難しいな~と思います。

結婚できない理由③ぶっちゃけ結婚願望が消滅した

ほかの方はどうか知らないのですが、個人的には、ペットを飼うと結婚できなくなるよ!というのは、「したくなくなるよ」なのではないかと…思うときがあります。まあ、自分がどんな生活を求めるかにもよるかもしれませんが、私としては、もし結婚するとしたら、以下のような点を求めるなと思っています。

  • 仕事で疲れて帰ってきて「お帰り」と言ってくれる安心感
  • 疲れや色んな負の感情を整えてくれる癒やし
  • 自分を必要と思ってくれる満足感
  • 休日を含め生活を一緒に過ごしてくれる存在(寂しさの払しょく)

自分は子どもがどうしてもほしい!というわけでもなく、また結婚相手に稼いでもらいたいという願望もなく(自分で稼いで使いたい派)、どちらかというとパートナーには「家にいてほしい」です。外で稼いでくるから、家で癒してほしい。

でふと考えますと……。それ、もう、叶っちゃってるんです……。なんならさっき挙げた4点、全部。

  • 仕事で疲れて帰ってきて「お帰り」と言ってくれる安心感→「お帰り」は言えないけど帰ってきたとき100%大喜びで迎えてくれる(ごはんほしさでしょうけど・・・・・)
  • 疲れや色んな負の感情を整えてくれる癒やし→どんなに疲れてたり廃れてるときでも、家に帰ってなーくんの顔を見るとすべて吹っ飛ぶ。あとあほ面な寝顔を見てるとどんなにイライラしていても笑顔になる
  • 自分を必要と思ってくれる満足感→犬は一生「自立した生活」をしません。一生責任もって世話をします。その代わり、100%の期待をしてくれます
  • 休日を含め生活を一緒に過ごしてくれる存在(寂しさの払しょく)→一緒にお出かけもできるし、家でダラダラするのも一緒にできる。何なら一人の時間が無くなるぐらいにはべったりしてきます。うちは一緒に寝てます。腕枕するの最高に幸せです。お迎えしてから「寂しい」と思ったのは、泊りの出張の時となーくんが手術で入院していたときだけです

結婚できないのかしないのかはわからないけど、今後も私はしなさそう

「結婚」に求めることが、わんこと暮らすことで満たされてしまって、結婚願望が消滅してしまったのが結婚していない一番大きな理由かなと自分では分析しているのですが、したいと思っても出会いが少なかったり、相手に時間を費やすことが難しかったりとなかなかハードルが高いのは事実だと思います。

たまに「わんちゃんなら、お散歩で出会いとかありそう」と言われることもありますが、私の場合はほぼないです。声はかかりますよ。「かわいいわんちゃんですね~」とか、「なんていう犬種ですか?」とか。老若男女問わずいろんな方から声かけてもらえるのは、私はとってもうれしいです。

でもそこから恋愛感情になるのはなかなかハードルが高そうですね。でも声かけてくれた時点で犬好きなんだろうなと思うので、もしかしたらありなのかも。ただ、相手も犬連れだった場合は、犬同士の相性も重要かなと思います。うちは、ほかの犬に興奮してしまうので、犬連れの方とは仲良くなれそうにないですね……101の世界には程遠い。

わんこと一緒に暮らし始めてから、婚活をしていた時期もあるので、今後その時の様子も今後記事にしていきたいなと思います。犬連れは婚活サイトでモテるのか?!笑

これから犬を飼いたいと思っている方の、何かの参考になれたらうれしいです。

ありがとうございましたm(_ _)m