そのほか

1人とわんこで暮らすまで(自己紹介)

こんにちは。ゆのです!独身一人暮らし、都内のマンションで犬と一緒に暮らしています。統計によると、ペットを飼っている家庭で単身世帯なのは約18%だとのことで、単身のペット暮らしは圧倒的マイノリティですね。周りには結構いるのですが、犬はかなり少ない印象です。猫ちゃんとか、ハムちゃんとか、鳥を飼ってる知り合いはちょこちょこといます。

犬の生涯にかかる費用はずっと健康でいても150万程かかるといいますし、年間でもワクチンやフィラリアの予防薬で入用です。また、毎日のお散歩などの運動量を確保する必要もありお世話に時間も手間もかかります。

普通に考えて一人でお金も時間も手間も確保するのは大変なので、正直一人暮らしにはあまり向いていないのだと思います。なので飼い始めるまでにはめちゃくちゃ悩みまくりましたが、3年前から犬と暮らすようになり、今もいろいろ大変な時はありますが、正直お迎えして本当に良かったと毎日思っています!

このブログでは一人暮らしでもまあまあ楽しくわんこと暮らせるということをお伝えできたらと思います。動物を飼うことは一人だろうが複数だろうが責任あることですので簡単にお勧めはできないですが、もし一人暮らしで犬を飼いたいと思っている方の何かの参考になれたらうれしいです。

我が家のプロフィール

ゆの(飼い主)

30代独身、会社員。一人暮らし歴10年以上。都内で働いています。コロナ禍前は出張多め。お迎えする前は残業も多かったです。貯金が苦手。趣味はカメラ。出勤時間を短くするために会社の近くに住んでいます。

なーくん(犬)

ミニチュアピンシャー、オス。東北生まれ、東京育ち。内弁慶で甘えっ子。食いしん坊で何でも食べるけど、ラム肉とみかんと食パンへの食いつきが異常。雨と犬が苦手。

働き方改革が犬を迎えるきっかけ

お金の問題も時間の問題も解決しないと飼えないと思い、一人で犬はちょっと厳しいかな~と思っていました。飼う前は22時くらいまで残業することもざらにあったので、お留守番の時間が14時間くらいになってしまう。当時は、会社から家までドアドアで40分くらいでした。

金銭面の不安もあって、もともと浪費家の上に、年収は350万ほどと低収入。30代に突入しようかというところでした。ちなみに結婚願望がほぼない私は、誰かと結婚して犬をお迎えするという発想がありませんでした。

そんな折、世間で「働き方改革」が叫ばれるようになったんです。しばらくすると、勤め先でもその流れがはじまり、残業時間に規制が入るようになりました。月の最大残業時間が決められ、基本的には毎日20時までに退社せよというのです。基本的に残業が多い会社だったので、「そんな突然早く帰れるわけないだろ!無茶いうな」という雰囲気が強く、私もそう思っていました。

でも、会社員のサガなのか、「やれ」と言われたらやれるんですよね。一日2時間以下に残業時間を抑えよ。もちろん業務量は減らすなむしろ増やせ、という命令が下ったら、やるんですよね。っていうか、できるんですよね。

いかに無駄に残業してたかって話なんですけど。

最初のひと月こそ戸惑いましたが、2か月もすればナチュラルに19時くらいには上がれていて、「むしろ残業時間少なく業務やりきれるんだ!」という感動すらありました。

残業を極端に減らして三か月ほど経ったとき、この時間に帰れるなら…お迎えできるのでは?と思うようになったんです。しかもちょうど昇進試験に合格して、年収も450万ほどにUP(世間的には大した金額ではないのでしょうけれども私にとっては大きな前進でした!年収100万UP!)。

これは天が味方している。

と確信し、本格的にお迎えを視野に入れるため、犬飼育可のマンションへ引っ越しをすることにしました。

最後は友人が背中を押してくれた

会社からドアドアで30分の近場にある犬飼育可のマンションに引っ越し(まあまあ金は吹っ飛びました)をし、引っ越し貧乏真っ最中のとき、ペットショップを巡っては「はやくお迎えしたい!」「お迎えしたら、一緒にここにいってあそこにもいって……」とワクワクしまくっていました。

どんな子をお迎えするかも具体的に考え始めていて、引っ越し貧乏が解消できたら、本格的にブリーダーさんにもコンタクトとって探すぞ~と思っていたんですね。

そんな中、友人と行ったペットショップで、とっても可愛いミニチュアピンシャーに出会いました。それまでにもいろんな子を抱っこさせてもらいましたが、そのミニチュアピンシャーはなんだか違いました。

初対面ですでにうるさくて、ちょうどご飯を食べ終わった後だったからか、ショップ定員さんにもっとくれと文句を言っていました。その文句言いの感じが気になっているうちに、「うちにきてほしい」と思うようになり。

ただまだその時は「本当に飼えるのか?」とグラグラしていました。お金のことは何とかなりそうだなという状況で、平日のお留守番の時間も残業と通勤時間減で何とか減らせそうだったのですが、当時月に何度かある出張や、どうしても外せない付き合い的な飲み会、繁忙期の残業。【イレギュラー】な日がどうしてもあって、その日はじゃあどうするの?ということでずっと悩んでいました。毎日ではないけど、確実にあるイレギュラーデー。

ペットショップで気になるミニチュアピンシャーと出会ってしまった私ですが、理性はあります。「まだ、イレギュラーデーの問題解決の糸口がないから」とわんこを店員さんに戻そうとしたときに、一緒にいた友人が一言「大丈夫だよ。手伝うよ」とサラっと言ってくれたんです。( ;∀;)今思い出しても泣ける……。

ほぼ毎週一緒にいるような友人なので、私の悩みもよくわかっていて。「出張とか繁忙期は事前にわかるじゃん。言ってくれれば行くから」と言ってくれたんです。本当にありがたい。

その後押しがあり、覚悟がきまり、お迎えするに至りました。それが現在の愛犬・なーくんです。

なので予定外に金がないタイミングで決めてしまったので、ペットローンを組むことになるし、まあ計画通りにはいかないですよね。

我が家の「わんこぐらし」のサポーター

正直な話。一人暮らしで犬を飼うことは可能です。でも、あくまで我が家の話ですが、

サポーターなくしては飼えないです。

今はコロナ禍で出張などもなく、”イレギュラーデー”が少ない日々が続いていますが、また出張やら何やらが発生する生活に戻るはず。そのときにはやっぱり助けてくれる「サポーター」が不可決です。

ちなみに知人は、犬を一人暮らしで飼うために実家の近くのマンションを借りたといっていました。「親」というサポーターを得るためですね。いやもう実家帰ればいいじゃんと思いましたが、いろいろあるんでしょう。

我が家の一番のサポーターは、今も昔も、飼い始めるときに背中を押してくれた友人ですが、飼い始めてから今日にいたるまで、さまざまなサポーターに助けられてきました。

  • 友人
  • 親、きょうだい、親戚
  • 犬の保育園
  • 犬のしつけ教室
  • ペットシッター
  • 会社の上司、同僚

などなど、助けられまくりの生活をしています。いろいろあっていろんなサポートサービスも利用してきたので、今後そんなサービスがどんなもんだったかも書いていきたいですね。思い出しながら。

ただ、今でも思うのは、私ちょっと前に転勤で地方に数カ月引っ越してたんですが、一番のサポーターである友人と離れ離れなわけですよ。

マーーーーーーーーーージで大変すぎたので、サポーターの偉大さをかみしめた数カ月でした。一人暮らしで飼うって言っても、「一人で飼う」わけじゃないんですよね。本当にありがたいです。

もしこれから一人暮らしで犬を飼いたいという方が読まれていましたら、ぜひサポーターを見つけてから飼い始めることをお勧めします。出張のたびにホテルに預けたり、シッターさんに来てもらうのは、金銭的にもわんこのストレス的にもいまいちかなと思いますもんね。

これから犬を飼いたいと思っている方の、何かの参考になれたらうれしいです。

ありがとうございましたm(_ _)m